むくり。
外へ出て夜明け前の空を眺める。
ふぁーーー( ˙꒳˙ )きれいだー!
瑠璃色だ。ほんのすこし濃い青色。
光が屈折したオレンジ色と、宇宙の黒色。そのふたつが混じるとこんなにも美しいのか。息を呑み呼吸をとめてみる。素敵な場所だ。
さあて!ツーリングに出かけますかー!(3度寝をぶちかましました。太陽はすっかり高くなっちゃった)
宿から出て3分。賑わう浜を見つけた。御宿ビーチだ。
今日もサーファーたちは元気そうだ。
ざっと数えて100人以上の人たちがサーフィンに興じている。みんなの顔がキラキラして見えたのは、きっと気のせいじゃない。素直に楽しんでいるんだろうなあ。いい趣味だ。
浜ちかくのコンビニの看板。
何年も使われてきた年季の入り方。好き。
朝ごはんを食べ損ねたぼくは、どこかでブランチをしようとぶらぶら走る。
どこもお正月休みで空いてない。んー、なにか地元のものを食べたい。なおかつ開店してる店はどこだろ。
お!
スーパーだ。
ちょうどいい。ここなら旬の地場物を売ってることだろう。さて、何にしようか。
選ばれたのは、お寿司でした\( ´˘`)/ヤッタネ
ここ勝浦市で捕れたお魚たちを贅沢に使っているみたいだ。見るからにいい鮮度だ。では、いただきまーす!
………うっま…。
もう形容するのも躊躇するレベル。僕の語彙力でどう表現したら、この美味しさが伝わるんだろう。目の前に『うまい』という概念が存在する感じだ。あーだめだ、全然表現できてない。
舌触りが滑らかな肉質で、ほのかに海の香りがする。混じりっけのないネタそのままの味を楽しめる。こりゃうまいや。
スーパーのパック寿司は、その土地の海産物が、どれほどの高いレベルなのか雄弁に語ってくれる。以前に和歌山ツーリングしたときにもパック寿司寿司を食べたが、そこもピカイチにおいしかった。『地元の人がよく食べるものは、その土地で一番うまいものだ』という考えはツーリングで養われたものだ。
ごちそうさまでした。
さて、どこへ行こうか。今日の目的はなんにも決めてない。進むもよし。留まるもよし。ゆるくいこう。
Googleマップをひらくと一つ気になるものをみつけた。そこへ向かおう。
いくつかのトンネルを越えたさきには。
勝浦灯台だーー!
どーん。
凛々しく建つその姿は美しい。隆起された崖。その上にちょこんと建つ灯台。これほどまでに自然の景観と調和する人工物があるのか。と魅入ってしまう。人工物と自然の対比が好きな僕としてはこの灯台は眼福である( ´▽`)
そして、灯台ちかくから見える風景がこれである。
自然には勝てっこないな、というのが第一印象だった。何千年も岩を削り続けた波。何千年も波の勢いに耐えてきた岩。自然の攻防の歴史を見た気がした。波や岩の知識は全然ないけど、目の当たりにすると感じ取れるものはある。えらく感動して見ていた。
もうこれで満足である。美味しいご飯を食べ、迫力満点の景色を拝み、もう求めることは何もない!
てことで、あとは自己満足タイム。
愛車撮影タイムだ。
かっちょええなあ。
ちょっと余談。
自転車の塗装をちょっと変えてみたいと近頃考えている。黒もシックでかっこいいけど、オレンジのビビットカラーにしてみたい。ラメラメのてかてか塗装だ。きっと海や空に映えるバイクになるだろうなあ。いつかそんなことが出来れば素敵だ。
余談おわり。
さあ、いつも通り浜辺で昼寝していたら陽が傾き始めていたぞ。けどなんら焦る必要は無い。よく寝てよく食べよく動く。これが満たされればツーリングは120点だ。なにからも追われない過ごし方が好き。
ばびゅーーん!
美景道路だ!イケメン道路だ!!
もう日が沈むぞー。いい1日であった。
陽を見つめる岩たち。空も相まって好きな写真だ。
帰りの20kmは、さくっと28km/hで走り抜けた。気持ちよかった。
ご飯たべたい。食堂を探したけど、どこも空いてなかったので、またしてもスーパーへ。
選ばれたのは、もちろん…
パック寿司でしたーーー!🤘( ˙꒳˙ )🤘ヤッホイ‼︎
鮮魚コーナー行った途端に半額シールが貼られ始めたから、運命かよ、と思って2パック買いましたよ( ´∀`)ハハハ
もうね、マグロよマグロ。ウニよウニ。卵焼きまでぜーーんぶおいしかった。千葉最高かよーー!!!!!
つづく↓