ふふふ…買ったよ!
買っちゃったよ!!

ARGON18 GALLIUM(ガリウム)2017モデル
うひょーーーい!!ヽ(*´∀︎`)人(´∀︎`*)ノ
Twitterでちょっとご縁がありまして、25万円で譲ってもらいました。(初ボーナス全部つぎ込んだ)
etap、Duraクランク、レイノルズホイール、カーボンパーツたっぷりの贅沢バイクです。総重量は7.8kg。軽すぎる。

買うなら、総額で80万円かしらね…。
初心者の僕が乗るには勿体ないほどのハイスペックバイク。でも趣味なんだから、好きなバイクで好きなように乗るのが一番だと思うの。
さてさて500km以上乗ったので、どんな乗り心地なのか紹介していくよ₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾
脚に優しい

これがGALLIUMの一番の持ち味。
予想の7倍は脚に優しい。初めて漕ぎ出したときは驚いた。
「これ、下死点って概念がないんじゃない…?」
BB付近で、くるっとキレイに回る。くるっくるっと。試しに強めに踏み込んでみても、それが推進力に変わる感覚。
フレーム「踏みすぎても大丈夫やで、ぜんぶ推進力に変えたるわ」
イケメンかよ。

このBBまわりの美しさといったら…!丸みを帯びたフォルム、踏力を推進力に変換する伝達性、チェーンステーの力強さ。見てても走ってもオイシイ、好きな部位。
設計が洗練されているんだと思う。踏み込みロスがなく、力がそのままチェーンへ伝わっていくのを感じられる。
ARGON18はもともとトライアスロンバイクを作っていたメーカー。バイクの後にフルマラソンをする過酷な競技でも戦えるよう、脚を使い切らない優しいバイクを作ってきたんだろう。
トライアスロンのノウハウがここにも活かされていて素晴らしい。良いメーカーだと思う。
平坦に強すぎる

かいそく、快速ゥ!
今まで乗っていたバイク(MERIDA RIDE400)が高速域を苦手とするバイクだった。30km/h以上を出すのがちと辛かった。
GALLIUMで軽く踏むと35-40km/h出た時は、思わずニヤっと笑ってしまった。これは良いバイクだぞと直感的にわかってしまった。
レーシーバイクってこんなにも楽しいものなのか…!って何度乗っても喜んでしまう。
走行中の加速がとにかくしやすいので、クリテリウムなどの加減速の激しいレースには強いんじゃないかな。
向かい風にも意外と強く、一気にスピード落ちたり、極端にペダルが重くなったりしない。一体どういう構造なんだろか、と疑問なんだが( ^q^ )
ヒルクライムが速いのか、と聞かれると
「正直わからない」ってのが素直な感想。
確かに軽いしタイムも縮まった。
(いつものコースが30分→28分)
ヒルクライムは、ギア比とホイールとパワーウエイトレシオで決まる気がしていて、フレームの影響は少ないのでは…?と思っている。
まだこれから乗り込んでいけば、見えてくるものもあるかもしれない。今後に期待しておこう。
コントロール性

かなり良い٩(ˊᗜˋ*)و
特に良いのがハンドリング。
クイックに回れるし、重心移動すれば思い通りのカーブを描けるのが好きなポイント。
小さな半径で回れるので、ダウンヒルの安心感がすごくある。
いままでのエントリーモデルバイクは大回りしていた。下りのときはコントロールが効かず、対向車線へはみ出しそうなことが何度かあった。
だけど、GALLIUMは重心移動だけでクイックに回れるので、狙ったカーブで曲がれるのがとても助かる。いままで危なっかしいコーナリングをしていたんだな、と気付かされた。
構造面から考えみよう。
一般的なロードバイクよりもBBが低いのだ。
これには良い面と悪い面が1つずつあった。
BBが低くて良いことは、横ブレが出にくいこと。路面の細かな凹凸、こぶ、横風などの外的要因にとても強い。セミディープリムホイールを履かせていても、横風の影響は随分と少ないように感じられた。
横にフレにくいのでどんと構えて走行できるのが嬉しいのだ。低いBBが直進安定性に寄与している面が大きい。
その反面、悪いことはダンシングがしにくいこと。
BBだけじゃなくトップチューブも低いので、かなりの低重心フレームになっている。
ダンシングしたときにはレスポンスがはやくて、バイクがすぐに垂直に戻ってきてしまう。クイックなダンシングになって少しリズムが掴みにくい。
これは慣れたらどうにでもできる範囲だと思ったので、これからは気にならなくなるポイントだと思う。
乗り心地
正直なところ、微妙。
まだまだシンクロ率が低いからか、
「乗り心地、最高だぜーー!」
とは言い切れないね。
試しに、休憩なしの80kmライドをやってみたところ、むちゃくちゃに疲れてしまった(;´∀︎`)・・ァハハハ
脚に優しいバイクなので、脚にはダメージが出なかった。上半身に疲れが蓄積していた。
実はこのGALLIUM。フラッグシップモデルではないのだ。ひとつ上のグレードにGALLIUM PROというモデルがある。ツールドフランスにも投入されているモデルだ。
そのモデルと違うのは、フォークがすこし安いもの、ということだ。
フレーム自体は最上位モデルと同じなので本当に最高の乗り心地になってる。けど、フォークの完成度がちょっと良くないかも…?と感じている。
(このフォークもかなり良いものなので文句を言う気はさらさらないんですよ。ただフレームがあまりにも良いので、アラが目立つかなと言う程度です)
休憩なしで80km乗ると、首と肩が痛みはじめる。無理な姿勢を保っていて筋肉が耐えられなくなる感じ。おまけに、手が痺れてくる。
ポジションがあってないので、慣れてくれば首や肩の痛みはなくなりそうな気がする。
ただ手の痺れがすこし深刻だった。次の日でも手が痛かった。ヘッドチューブが低いので、極端な前傾姿勢を取っているせいか、手に荷重が大きくかかっている。
改善策は、サスペンションステムの導入か、グローブやバーテープを厚みのあるのものに変えるぐらいしか思いつかない。まあ、あとはこまめに休憩を取ることぐらい。(これ大事)
少しずつ改善していくっきゃ無さそうだ。
エロい&カッコイイ

見てください、このシートステー。
この曲がり具合が…エロいですよね??
(たしかにエロい、と思ったら僕と同じ病気ですよ’`,、(‘∀`) ‘`,、)
カーボンフレームだから作れる、美しい造形に惚れ惚れとする。乗るだけじゃなく見るだけでも楽しめるバイクって素敵。見た目はとっても大事な要素だよ。
全体もキリッと締まっていてカッコよい。
シックにまとまっていてイケメン。めちゃ好き。カッコよさ半端ない。
結論。
快適ではない。けど、快速ツーリングバイク。
僕は100kmぐらいのツーリングをしょっちゅうしている。その用途での適応性は70点ほどかしらね。
ロングライドには、実はあまり向いてないのかも。
クリテリウム、レース、50kmツーリングに向いているんだろうな、というのが率直な感想。
ポテンシャルがまだまだ秘められているので、そこを引き出してあげれば、
快適&快速のツーリングバイク
となるのも近いと思う。
まあ乗っていて、半端じゃなく楽しいのでガシガシ乗っていく予定!
これからが楽しみだーー!
おわり。