【紀伊半島一周】ツーリング本格スタート!のはずが…ああぁ!!【6日目】

202001紀伊半島一周

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むくり…。

うん…どこだっけ、ここ?寝ぼけた頭で思い出す。

あ、ネットカフェか。

そうか、紀伊半島一周のツーリングをしていたんだ。しかもいまは2020年の元旦だ。はっぴーにゅーいやー!

今日のルートはこんな感じ。和歌山市から南下して、すさみ町に入る!

朝ご飯を食べているうちに頭が冴えてきた。今日から本格的に紀伊半島を走れるのだ。胸が高まる…!!半島好きなぼくにはたまらないツーリングコースだ。いざ、いこう!!!

市街地を抜けると…

ぬっおおぉぉおおお!!!真っ青な世界だぁアアアア!!!!雲も相まって美しいじゃねーか!!

国道42号を外れ、「有田みかん海道」へ入ると…

うーみー!!!

人の生活と調和する海だ!!港町の雰囲気が大好き。停泊する漁船、穏やかな水面、ほのかに香る潮風…。ぼくの理想とする生活が、この町に詰まっている。あぁ、なんと居心地のいい空間だろうか。

道路に引かれている青ペイントに従って走ってみる。みかん海道のナビをしてくれるペイントで面白い。

眼前にはみかん畑が!!山一面がみかんだらけ!!

みかん山をちょっとヒルクライムしてみましょうか!

山を登ると開けた場所が…

ふっわぁあああああ!!!!壮大な景色だ!!

海に浮かぶ島々を借景に、港町を俯瞰できるとは…!こりゃ素晴らしい光景だ。。。

和歌山では年中、柑橘類が採れるらしい。冬でもあったかいもんね。千葉の房総半島とも似ているなあ。

自然に息づく人の生活っていいものだ。

自然を過剰に開発するわけでもなく、自然の恵みを僅かにだけ享受している様子がうかがえる。この場にいるだけでうれしくなる。

それにしても紀伊半島ってのは面白いものである。コロコロと表情を変えてくれる。

日本最大の半島で、外周は500kmを超える。四国の半分ほどの面積を誇り、半島としてはズバ抜けてスケールがデカい。そして最大の特徴が、海岸線のアップダウンなのだ。それもそのはず。「紀伊の国」の半島なんだから。

「紀伊の国」とは「木の国」が語源で、雨量が多く森林が生い茂っている土地を指していた(もちろん諸説ありまっせ)。土壌が豊かで山だらけの土地。そんな土地のすぐ横に海が迫っている。そんなおもしろい成り立ちを持つ紀伊半島。そりゃ高低差がでるわけで、景色もコロコロ変わるのだ。

いくら海を眺めてても飽きない僕は大いに楽しんでいた。海の色、香り、音、風…。

走れば走るだけ楽しい…!ぼくはひた走っていた。。。

しかし、その道すがら。とあるトンネルで落車してしまったのだ。

もう、これは強烈なショックだった。詳細はこの記事に書いているので、気になる人は読んでみてね。

いままで事故なくツーリングをしてきたことだけが自慢だったし、大いに自信を持っていた。しかしぼく自身の不注意で起きてしまった。もう凹みまくった。友人やTwitterのフォロワーさんが心配やアドバイスをしてくれたおかげで数時間もすれば立ち直れた。

ツーリングプランを変更して、事故現場すぐのお宿に退避した。

ゆったり風呂に入り、のんびりご飯を食べて落ち着いた。

運よくケガは軽症、バイクも走行可能なレベルだった。ツーリング続行の判断をして眠りにつくのだった。

あしたは事故なく楽しめるように。

2020年初日にまさか落車するとは…。

それでもこの後のツーリングも楽しいことだらけで、ほんとうにいい旅ができたんだ。その様子は次の記事で書いていこう。

つづく

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