【自転車旅】ツーリングの楽しみ方【7つのコツ】

コツ

どうも、りっけいです。

今回は自転車旅のコツをまとめてみたよ。

ブログを書いていると、
『いつも楽しそう』『自転車愛がハンパない』と嬉しいお言葉をもらえる。

そう言われて、ふと思う。
『いつも自転車旅が楽しめてるの、なんでだっけ?』

考えてみると、コツがあることに気づいた。楽しむ意識できれば満足度がぐっと上がる。

ってなことで、考え方を紹介していきまっせ。みなさんの楽しい旅の後押しになれば嬉しい。自分自身の忘備録にもなるし、今の考えを残しておこう。

1.非日常を楽しむ

非日常という異世界への没入感。これが一番の醍醐味。

毎日の日常を離れる。旅の世界に入り込む。それが楽しくて仕方ない。
知らない街、味わったことがないご飯、初めて見る景色。そこには日常にはないキラキラしたものがある。普段の生活の悩み事なんて吹き飛ぶような輝きがある。

いままでの自分の世界を飛び出して、知らない世界へ少し踏み込んでみる。少しの勇気で目の前は輝きだす。

2.人と比べない

自分が旅の主人公だ。

スピードが遅かろうと、旅に慣れてなかろうと、そんなの関係ない!好きに乗るのが正解。ネットの人、旅先で出会うサイクリスト、彼ら彼女らと比べる必要はまったくないのだ。以前の僕はタイムやスピードばかりに気を取られていた。人並みには走りたいと頑張っていた。でも、頑張るほどに楽しくなかった…。あのときは実力以上に無理をしていた。

『目の前の景色を楽しもう』走ってみると、旅のレベルが格段に上がった。景色を楽しめる余裕が生まれた。数字の中に絶景はなかったのだ。目の前のことを大切にしよう。

誰かと一緒に旅する時もあると思う。
そんな時は、ちゃんと走力が合う人と行くのがいい。もしくはお互いを気遣える人と行こう。

『速い人と走りに行って、置いていかれた。自転車が嫌になった』と辞めてしまった人を僕は知っている。(すごく残念だった)
初心者のときは尚更、ちゃんと走りに合わせてくれる人と走ろう。遅いからって嫌な思いをする必要はない。自転車乗りは全員が平等であるべきだ!!(持論)

3.スケジュールに追われない

ゆるくいこう。

なんら慌てることはない。マイペース&サボり大歓迎!趣味なんだから頑張りたくない。好きにやりたい。

時間に追われない、誰からも指図を受けない。ぼくが旅に求めているのが、こういう自由さだったりする。とことん自分の欲に素直になる。

スケジュールなんて目安でしかない。「予定通りのゴール」は僕にとって大して重要なことじゃなかった。むしろスケジュールが狂いまくって、「やべ、どうやって旅を続けよう」と頭をフル回転させるほうが好き。なにもかもが想定通りなんて面白くない。ハプニングがあればオイシイ。

4.スピード感を堪能する

自転車のスピードが気持ちいい。

車や電車より絶対的に遅い。でも、歩きよりは確実に速い。それがいい。人力の乗り物としては最高速度を引き出せるのが自転車だ。

窓がないので、空気感をダイレクトに感じ取れる。海の香り、鮮やかな景色、風を切る音。遮るものがないゼロ距離で、五感をフル発揮できる。リアルな世界がそこにはある。
自転車、それは人類の偉大な発明だ。

5.ご褒美をいっぱいつくる

自分の好きなものでOK。

ぼくならご飯、景色、温泉が定番。最近は花と岩を観察するのもお気に入り。
観光、聖地巡礼、古跡、お城、旅先での出会いを求めて旅に出かけてみるのもいい。

「次の絶景を目指して走る~!」「次はおいしそうなご飯屋さんまで走ろう~!」と思ってチェックポイントを作っておく。そうやって走れば、いつの間にかはるか遠くまで到達できている。ご褒美ポイントをいっぱい作っておいて損はない。

6.キツイ時にはすぐ帰る

走る自由もあれば、走らぬ自由もある。
この言葉に何度も助けられてきた。

すべてが順風満帆に進む旅は、そうそうない。
準備もいっぱいする。だけども旅を実践すると、どうしても前に進めない時がある。
自転車のトラブル、体調不良、ケガ、なんとなく気分が乗らないetc…。

「せっかく来たんだから、無理してでも乗ろう。お金も時間も投資してるんだし…」
そのもったいない精神こそが実はもったいない。経験則だが、無理はよくない。
(雨ライドで無理してインフルに罹ったり、長距離ライド強行で足首を何か月も痛めていた。痛い目に遭ったから、無理をしないようになった…)

日程に余裕があるのなら、その土地に逗留するのも一手だ。観光モードに切り替えて、のんびり過ごす。地元の空気をたっぷり吸ってくるのも旅の一興。
旅スポットはすこし残しをしておいた方がいい。宝箱を全部開けずに、数箱だけ取っておこう。また次に来たときに、残りの宝箱を開けよう。

7.思い出を振り返る

達成感を味わおう!

まずは無事に帰ってきた自分をほめよう。よくやったぞ!じぶん!
そして走り切ったルートを振り返ってニヤニヤしよう(至福の時間)。想定していた旅と実際の旅。きっと全然違うものだったと思う。うれしいこと、辛いこと、すべてをひっくるめて楽しかったと思えれば、それは100点満点の旅だ。アクシデントがあろうが時間がかかろうが、ちゃんと走ったこと、帰ってきたことを喜ぼう。

そして反省しすぎない。
挑戦することに価値がある。

失敗してもOK!ぼく自身も何回も失敗している。行程に無理があったり、体調が悪くてギブアップすることなんて何度もある。けど、それでいい。

やりたい旅が今はできなくても、これからできるようになれればいい。旅は自分を成長させてくれる。生まれた時には、自転車にも乗れなかったし、旅もできなかったはずだ。少しずつステップアップして、自転車旅ができるようになってきた。

できないことができるようになる。これほどまでに楽しいことがあるだろうか。なんにもできないことが当たり前。だから、ぼくは失敗しても気にしないようにしている。『次こそうまく旅ができるようになるぞ』と考えて対策をする。そうすれば旅のレベルはどんどんあがる。やればやるほどにプラスになる。楽しくなる一方だ。

反省はそこそこにして、楽しかったことを思い出そう。写真や動画に旅の記録を収めているのなら、さらに振り返るのが楽しくなるだろう。

まとめ

どんな自転車でも、どんな人でも、どんな時でも旅は楽しめる。

ママチャリでもクロスバイクでも、なんでもいい。旅をする自由は誰にだってある。ただ己の力で前に進む。それが旅の醍醐味なのだ。

玄関を出れば、旅が始まる。
ぼくらはどこへだって行ける。

みんなも自転車旅に出掛けよう!!