いつものようにTwitterを眺めているとセンセーショナルなツイートを見つけた。
『冬の北海道1000kmを自転車で走った!!』
なんだ、この人は…!
雪に閉ざされた世界を自転車で駆けていく様子が綴られていた。
それがS.K.さん(Twitter ID: @r0adbike_sk)を知ったきっかけだった。
この人、めちゃくちゃ面白そうな人だ!!
ぼくの直感がゴンゴンと鐘を鳴らしていた!
さてさて今回はとんでもなく走れるS.K.さんとツーリングをしてきたので、ちょっとその話をしてみよう…!
もうね、ハチャメチャで、アドレナリンが放出されまくりの素晴らしいライドだった!
さて当日。
隣県の宮城県から65km自走して、山形までS.K.さんが来てくださった!!わざわざありがとうございます!!
あまりにも巡航速度が速くて、集合時間の45分前に到着するというね。もうファストロングライダーの香りがぷんぷんする。挨拶を交わして、機材談義へ。パーツの選定やライド方法などを話してると、お互いに共通した考えがあったりして、かなり面白かった!!
そして何よりも、話してすぐ伝わってきた…!
『S.K.さんめちゃくちゃ人あたりがいい、丁寧な人だ!!』
腰の低さと、ぼくに対する気遣いと、丁寧なしゃべり!さらに爽やかイケメンというね。ロングライドが得意な人は、もれなく皆イケメンなんだよね!!(当社調べ)
どうやらキツいライドを越えると、人は精悍なイケメンになる傾向があるようだ!!(なお私は除く)
さて今回のルートはこんな感じ!
山形県と宮城県を隔てる蔵王を越えて、温泉に入って美味しいものを食べる!!うん、素晴らしいルートだ!!
では行こう!標高1600mの世界、蔵王へ!!
ヒルクライム入口までは、約35kmほど。ぼくが道案内を兼ねて先頭で走る。ここらはただの田舎道なので、ズビューーンと突き進むのみ!S.K.さんも問題なくついてこられてて一安心!
さて、やって来ました!
今回のメインスポット蔵王!!スタート地点から1500mを登っていくなかなかにハードモードなお山だ!!
今日の目標は“ゆるポタ”をすること!!事前にS.K.さんに何度も念押しをして、『楽しくゆるポタしましょうね~』なんて2人で話していた。そう、話していたんだ(過去形)
S.K.さんが先行気味でぼちぼち登り始める。自転車旅の話や、ヒルクライムの楽しみなんてお喋りしながら標高をあげていく。
S.K.さん『いやぁ、ぼくは登りが苦手なんですよねぇ。いつもひとりでだらだら登ってるんですよ』
ぼく『ハァハァ…その割には…ヒィヒィ…めちゃくちゃ…ペース早くないですか…フギィーー!』
S.K.さん『いやいや、遅いですよ(加速でバーーーーン)』
ぼく『ひぃぎーーーーーー』
なんて心温まる洗礼を受ける。
もうね、足を見れば分かってしまうんですよ。もうゴリゴリの筋肉が!!パワー系の筋肉が!!!あなたの足についてるんですよ!!!!強い!!!
筋肉だけじゃなくてS.K.さんのダンシングフォームもすごく綺麗だ。無理なくムラなく、無駄がない…!!実践で鍛えられた走りを見せてくれる!
S.K.さんの普段の走りは300-400kmがデフォルトで、アレンジして未舗装路を追加したり、獲得標高5000m越えにしてみたり。もうヤバいことばかりやってるんですよ。全部One dayで行ってくるんだから、レベルが違いすぎる…!
息を吸ってるのか吐いてるのか、訳わかんない状態で必死についていくわたくし。もう倒れそう…。ふぃーーー!!
ぼく『あ、ここで写真撮りましょう!!モデルになって走ってください』
と撮影を理由にペースを落としにかかるぼく。S.K.さんも快くOKしてくれて、ここからは写真メインのヒルクライムをしていく。
8%の斜度なんて、ものともしないS.K.さん。
流し撮りがバッチリ決まって、2人してテンションが爆上がりした一枚。
標高を1000mを超えてくると…
霧の世界に大変貌!!
本当は絶景を期待していたけど、これはこれで異世界っぽくて面白い!S.K.さんも景色に喜んで走っているので、2人で「霧が深い!!楽しい!」と楽しみ合う。
ここでぼくの撮影欲がむくむくと湧いてきたので、S.K.さんにモデルになってもらい坂を何度も登ってもらう(登り降り何回もしてくれて感謝です!)
あぁ~~!これこれ!!
霧の中から飛び出してくる一枚!!いつものソロツーリングでは決して取れない写真が撮れるから、伴走者さんがいるのは本当にうれしい!!
S.K.さんの美しいダンシング!!しびれるぞ!!
疾きこと風の如し
視界20mなので自分たちがどれほど進んでいるのかもよく分からないままにペダルを回す。突如、ゴールが現れた!!!
リフト乗り場でゴールッ!!ハイペースっぷりに泣きそうだったけど、なんとか食いつけて感慨深い…。(きっとS.K.さんは手を抜いて走ってくれていた)
高度はほぼ1600mというね!!冷静に考えれば、自転車で登る標高じゃないよ。
2人してコーラで祝杯を上げる。
S.K.さん『なんでか頑張ったライドの後って、コーラが格別にうまいんですよね~』
ぼく『わかります、めっちゃわかります…!』
外は強風が吹き、立ってられないぐらい寒い!!
乗り場の一角をお借りして、ゆったりおしゃべりして休む。激しいライドの後に、ゆったり過ごす時間の楽しいことよ。緊張と緩和で、いい疲労感を感じられる。ふぃーコーラうまぁ…。
さて、登ったら降りなくてはならない…。
この霧である。
もう大変なダウンヒルになること間違いなしなのだが、実は大絶景がぼくらを待ってくれていた。
次回、雲海にダイブ!!
おたのしみに~~!
この話はS.K.さんのブログにもまとめられているよ!別視点で面白い!!
Twitterのフォロワーさんと225㎞/3,000mUPのゆるポタ?ライドしてみた(前編)
S.K.さんのSNSもブログもオモシロいので見てみてね~!
Twitter:@r0adbike_sk
ブログ:ぼっちと孤高の分かれ道