ついにホイール買っちゃったよ…
SHIMANO最高峰のDura-Aceホイールを(*´∀︎`*)♪︎
WH-R9100-C24というローハイトの最新ホイール。
Q: なぜ買うことになったのか
A: Wiggle(ウィグル)で年末年始セールをやっていたから(*ノ・∀︎・)ノ
41%OFFって安すぎません?
ぼくがホイールに求めていたスペックはこんな感じ。
・快適性重視(ツーリングで長時間乗りたい)
・素材はアルミ(輪行でガシガシ使いたい)
・ヒルクライムでラクしたい
・耐久性
ホイール単体を買うことは初めてなので、ビビってしまってなかなか買えなかった(;・д・)
けど、ほしい…。ハイスペックホイールがほしい…。ううう…うーむ。
……気づいたらポチっていたヾ(*’▽︎’*)/
注文から10日ほどで家に届いた。
状態はすごく綺麗…( •̀∀︎•́ )
削られたリムと、きしめんスポーク。
ハブの美しさにニヤニヤしてしまう。
付属品も完成度高い。
実測で重量は、
(リムテープ込み、クイックレバーなし)
フロント631g
リア845g
計1,476g
軽量ホイールだ(´∀`*)
公式サイト
WH-R9100-C24-CL-F
WH-R9100-C24-CL-R
リムテープ15gほどなので、ほとんど公式サイトの表記重量と違いはない。
これで438gの軽量化に成功!
さて、ここから感想を書いていこう!
はじめて乗った時は、タイヤが地面に着いていない感覚になった。
「え、浮いてるんじゃない?」と疑うほど。地面との抵抗を感じることがなかった。
Dura-Aceホイールはトータル面で優れている。なんでもこなせてしまうところに魅力がある。
何が良かったのか述べていこう!
バイクコントロールが簡単
ホイールが軽くなると、ハンドリングも軽くなった。
思った通りに曲がれる。小石を避けるのに無駄な力が要らない。これだけでもストレス軽減だ。
加速が非常に軽い。「漕ぎ出しが軽くなる」だけじゃなく、 「走行中の加速がしやすい」のには驚いた。踏めば素直に反応してくれる。スパッと走れるのが気持ちいい。加速性ニジュウマル。
減速についても言うことなし。アルミリムなので遠慮なくブレーキングができる。下りでもきっちり制動力を発揮してくれる。リム精度も高そうだ。
快適なコントロールの理由として、ホイールバランスが優れているからだと思う。外周部のリムを軽くするだけではなく、スポーク、ハブなど全体をコーディネートして作られていると思う。SHIMANOの技術力の高さがよく分かる。
登りでもスイスイ登れる
もう登りに関しては、卑怯だと言われても仕方がない。
飛び道具だ。登り最高だ。
2枚ぐらいギアを落として、ゆっくり回せばあまり減速せずに登れるのだ。少しの力を入力し続ければきちんと登ってくれる。ムダがない。踏むより回せば楽をさせてくれる。
あとはダンシングがしやすい。Dura-Aceホイールは他のホイールと比べて剛性が低いとよく言われる。
しかしダンシングの時、ぼくの脚にはぴったりで、テンポよく登れてしまう。硬いとチャキチャキ登れるのだろうけど、ある程度の柔らかさがありタンタンタンと踏むと、ホイールのたわみが良いリズムを作り出してくれる。これが楽しいのだ。
ハブも登りに貢献していると思う。よく回るのは言わずもがな。「カップアンドコーン」と呼ばれる方法で作られているため、どんな状況でも抵抗なく回るのだ。ダンシング時はホイールは左右に振られる。振られるとハブ内のベアリングにも抵抗が生まれる。それをなるべく無くすような構造が、作られているのだ。
詳しい話は以下の動画でどうぞ。
Shimano cup & cone bearing system – YouTube
ネガティブポイントを挙げるとすれば、
快適性が低い
これはぼく個人が感じたことなので、他の人なら感じないことかもしれない。
以前、使っていたフルクラムホイールが割と柔らかく、疲れはあまり出なかった。
しかしDura-Aceホイールは、ぼくにとってほんの少し硬いホイールのようだ。疲れが蓄積し長距離ツーリングでは疲れを生み出す。
リム幅がc15と細い上に軽量なので、安定性が低いのも影響していると思う。
タイヤを前23c、後ろ25cを履かせているので、タイヤ内体積も少ない。さらに空気圧は7.8-8.0barと高圧にしているので乗り味は硬めになっている。
路面の荒れ、横風といった外的要因で、足元からフラつくような感覚になる。
軽量ナローリムゆえの宿命なのだろう。
バイクコントロールが上手くなればきっと気にならなくなると思う。
あとは、単純にぼくのペダリングが下手なのだ(;´∀︎`;) 高性能ホイールはロスがない作りだ。ムダに踏み込んだりフォームが崩れていると、ロスがそのまま自分に返ってくる。
自分のペダリングを改善させてくれるホイールとも言える。
踏むより回すホイールなのだ。
ざっとインプレはこんな感じ。まだ500kmほどしか乗ってないので、これからどう変わるのかな。
ただDura-Aceホイールはほんとに楽しい‹‹(´ω` )/››
例えば
ママチャリの楽しさを10としたら、
クロスバイク30
ロードバイク100
Dura-Aceホイールのロードバイク150
というぐらい楽しいのだ(*ノ・∀︎・)ノ
買う前に「後悔するかも…」と思っていたのが、アホらしくなるほど後悔なんてない!
ものすごく楽しい!!買うか迷っている人がいれば、買ってみていいと思う!大抵の人には合うと思うし、合わなければすぐに売れば高く売れるんじゃないかな。
まあ、こんなにも良い機材を持ってしまうと、さらにツーリング欲が刺激される。
また遠くまでいってみよう。
追記(2018.3.19)
あれから1800kmぐらい乗って、色々と気づいたことがあったので追記しますね(ノ*’ω’*)ノ
前回インプレを書いてから、ゆるキャノボ540km、七葛(獲得標高5000m)、四国一周と様々なシチュエーションで乗り込んできた。
乗れば乗るほど「やっぱりDura-Aceホイール最高じゃないか」と思わされている。何が良かったのか、紹介しますね。
速度域
30km/hがスイートスポットだと発見できた。
くるくる回して加速して30km/hに到達すると急に脚が楽になる。ホイールがバイクを勝手に進めてくれる感覚になる。とても楽チン。
スイートスポットってホントにあるんだ、と驚いた。
適切なケイデンスとギア比さえ覚えればスイートスポットに入れる。これが楽しい。
そして、40km/hが第二のスイートスポット。30km/hから踏み込んで加速させると、40km/hでまた、楽に走れるようになる。不思議な感覚。ふと簡単に脚が回るようになる。ただぼくの脚じゃ弱すぎて、40km/hは一瞬しか出せない(´;ω;`) 貧弱で申し訳ない。きっとこのホイールには、ポテンシャルがまだまだあるんだろうなあと感じさせる。
スイートスポットがきちんとあるのは、ホイールバランスが非常に優れているからこそ成せる技なのだろう。ほんとに素晴らしい。
ヒルクライム
やっぱり良いね( •̀∀︎•́ )✧︎ 実はシッティングでもかなり登れることを発見できた。
シッティングで意識するのは、「高回転低負荷」。ペダリングが綺麗にできているときには、ちょっとした坂はかるーく登れる。
アクセントとしてダンシングを織り交ぜると、さらに気持ちよく登れてしまうので、Dura-Aceホイールはやはり卑怯だ(゚∀゚︎≡゚︎∀゚︎) ヒルクライム最高。
快適性
2000km乗れば慣れてくる。いまや快適に乗れている。踏みすぎない、回しすぎないことを意識できれば、脚に疲れは残らない。
凹凸や加速の踏みをホイールが上手にいなしてくれていると思う。(フレームとの相性によると思う。今のフレームはかなり柔らかいからその効果もあるね)
買った当初は足にダメージが残っていたが、「踏むより回す」をずっと意識するようにしていたら、快適性がぐっと上がった。よいよい(*´∀`*)
結果的に、欲しいスペックをぜんぶ満たしているのが、このDura-Aceホイールだ✌︎(‘ω’✌︎ ) 乗っていて本当に楽しいし、これからも使い続ける予定。
突出した長所がないホイールだが、その反面、突出した短所もない。だが、それでいいのだ。
唯一のネガティブ要素は、平坦直線一発勝負には他のホイールに勝てないことぐらい。ディープリム、ワイドリムなどの硬いホイールほどの速度で走り続けることが難しい。レース向きでないことは確か。
しかし、ロングライドするぼくには些細なネガ要素だ。これで十分満足だ٩(ˊᗜˋ*)و
これからの活躍に期待できるホイール。
またいっぱい走ろう。
ほかのホイールについてもインプレ書いてまっせ。参考までにどうぞー!
レイノルズ アサルトのレビュー