WH-R9100 C24 ‪デュラエース ホイールインプレ【最高すぎるぞ、これ】

インプレ

ついにホイール買っちゃったよ…

SHIMANO最高峰のDura-Ace‬ホイールを(*´∀︎`*)♪︎

f:id:rikkei:20180131192007j:imageWH-R9100-C24というローハイトの最新ホイール。

Q: なぜ買うことになったのか

A: Wiggle(ウィグル)で年末年始セールをやっていたから(*ノ・∀︎・)ノ

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41%OFFって安すぎません?

ぼくがホイールに求めていたスペックはこんな感じ。

・快適性重視(ツーリングで長時間乗りたい)

・素材はアルミ(輪行でガシガシ使いたい)

・ヒルクライムでラクしたい

・耐久性

ホイール単体を買うことは初めてなので、ビビってしまってなかなか買えなかった(;・д・)

けど、ほしい…。ハイスペックホイールがほしい…。ううう…うーむ。

……気づいたらポチっていたヾ(*’▽︎’*)/

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注文から10日ほどで家に届いた。

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状態はすごく綺麗…( •̀∀︎•́ )

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削られたリムと、きしめんスポーク。

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ハブの美しさにニヤニヤしてしまう。

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付属品も完成度高い。

実測で重量は、

(リムテープ込み、クイックレバーなし)

フロント631g

リア845g

計1,476g

軽量ホイールだ(´∀`*)

公式サイト

WH-R9100-C24-CL-F
WH-R9100-C24-CL-R

リムテープ15gほどなので、ほとんど公式サイトの表記重量と違いはない。

これで438gの軽量化に成功!

さて、ここから感想を書いていこう!

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はじめて乗った時は、タイヤが地面に着いていない感覚になった。

「え、浮いてるんじゃない?」と疑うほど。地面との抵抗を感じることがなかった。

‪Dura-Ace‬ホイールはトータル面で優れている。なんでもこなせてしまうところに魅力がある。

何が良かったのか述べていこう!

バイクコントロールが簡単

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ホイールが軽くなると、ハンドリングも軽くなった。

思った通りに曲がれる。小石を避けるのに無駄な力が要らない。これだけでもストレス軽減だ。

加速が非常に軽い。「漕ぎ出しが軽くなる」だけじゃなく、 「走行中の加速がしやすい」のには驚いた。踏めば素直に反応してくれる。スパッと走れるのが気持ちいい。加速性ニジュウマル。

減速についても言うことなし。アルミリムなので遠慮なくブレーキングができる。下りでもきっちり制動力を発揮してくれる。リム精度も高そうだ。

快適なコントロールの理由として、ホイールバランスが優れているからだと思う。外周部のリムを軽くするだけではなく、スポーク、ハブなど全体をコーディネートして作られていると思う。SHIMANOの技術力の高さがよく分かる。

登りでもスイスイ登れる

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もう登りに関しては、卑怯だと言われても仕方がない。

飛び道具だ。登り最高だ。

2枚ぐらいギアを落として、ゆっくり回せばあまり減速せずに登れるのだ。少しの力を入力し続ければきちんと登ってくれる。ムダがない。踏むより回せば楽をさせてくれる。

あとはダンシングがしやすい。‪Dura-Ace‬ホイールは他のホイールと比べて剛性が低いとよく言われる。

しかしダンシングの時、ぼくの脚にはぴったりで、テンポよく登れてしまう。硬いとチャキチャキ登れるのだろうけど、ある程度の柔らかさがありタンタンタンと踏むと、ホイールのたわみが良いリズムを作り出してくれる。これが楽しいのだ。

ハブも登りに貢献していると思う。よく回るのは言わずもがな。「カップアンドコーン」と呼ばれる方法で作られているため、どんな状況でも抵抗なく回るのだ。ダンシング時はホイールは左右に振られる。振られるとハブ内のベアリングにも抵抗が生まれる。それをなるべく無くすような構造が、作られているのだ。

詳しい話は以下の動画でどうぞ。

Shimano cup & cone bearing system – YouTube

ネガティブポイントを挙げるとすれば、
快適性が低い

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これはぼく個人が感じたことなので、他の人なら感じないことかもしれない。

以前、使っていたフルクラムホイールが割と柔らかく、疲れはあまり出なかった。

しかしDura-Ace‬ホイールは、ぼくにとってほんの少し硬いホイールのようだ。疲れが蓄積し長距離ツーリングでは疲れを生み出す。

リム幅がc15と細い上に軽量なので、安定性が低いのも影響していると思う。

タイヤを前23c、後ろ25cを履かせているので、タイヤ内体積も少ない。さらに空気圧は7.8-8.0barと高圧にしているので乗り味は硬めになっている。

路面の荒れ、横風といった外的要因で、足元からフラつくような感覚になる。

軽量ナローリムゆえの宿命なのだろう。

バイクコントロールが上手くなればきっと気にならなくなると思う。

あとは、単純にぼくのペダリングが下手なのだ(;´∀︎`;) 高性能ホイールはロスがない作りだ。ムダに踏み込んだりフォームが崩れていると、ロスがそのまま自分に返ってくる。

自分のペダリングを改善させてくれるホイールとも言える。

踏むより回すホイールなのだ。

ざっとインプレはこんな感じ。まだ500kmほどしか乗ってないので、これからどう変わるのかな。

ただ‪Dura-Ace‬ホイールはほんとに楽しい‹‹(´ω` )/››

例えば

ママチャリの楽しさを10としたら、

クロスバイク30

ロードバイク100

‪Dura-Ace‬ホイールのロードバイク150

というぐらい楽しいのだ(*ノ・∀︎・)ノ

買う前に「後悔するかも…」と思っていたのが、アホらしくなるほど後悔なんてない!

ものすごく楽しい!!買うか迷っている人がいれば、買ってみていいと思う!大抵の人には合うと思うし、合わなければすぐに売れば高く売れるんじゃないかな。

まあ、こんなにも良い機材を持ってしまうと、さらにツーリング欲が刺激される。

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また遠くまでいってみよう。

追記(2018.3.19)

あれから1800kmぐらい乗って、色々と気づいたことがあったので追記しますね(ノ*’ω’*)ノ

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前回インプレを書いてから、ゆるキャノボ540km、七葛(獲得標高5000m)、四国一周と様々なシチュエーションで乗り込んできた。

乗れば乗るほど「やっぱり‪Dura-Ace‬ホイール最高じゃないか」と思わされている。何が良かったのか、紹介しますね。

速度域

30km/hがスイートスポットだと発見できた。

くるくる回して加速して30km/hに到達すると急に脚が楽になる。ホイールがバイクを勝手に進めてくれる感覚になる。とても楽チン。

スイートスポットってホントにあるんだ、と驚いた。

適切なケイデンスとギア比さえ覚えればスイートスポットに入れる。これが楽しい。

そして、40km/hが第二のスイートスポット。30km/hから踏み込んで加速させると、40km/hでまた、楽に走れるようになる。不思議な感覚。ふと簡単に脚が回るようになる。ただぼくの脚じゃ弱すぎて、40km/hは一瞬しか出せない(´;ω;`) 貧弱で申し訳ない。きっとこのホイールには、ポテンシャルがまだまだあるんだろうなあと感じさせる。

スイートスポットがきちんとあるのは、ホイールバランスが非常に優れているからこそ成せる技なのだろう。ほんとに素晴らしい。

ヒルクライム

やっぱり良いね( •̀∀︎•́ )✧︎ 実はシッティングでもかなり登れることを発見できた。

シッティングで意識するのは、「高回転低負荷」。ペダリングが綺麗にできているときには、ちょっとした坂はかるーく登れる。

アクセントとしてダンシングを織り交ぜると、さらに気持ちよく登れてしまうので、‪Dura-Ace‬ホイールはやはり卑怯だ(゚∀゚︎≡゚︎∀゚︎) ヒルクライム最高。

快適性

2000km乗れば慣れてくる。いまや快適に乗れている。踏みすぎない、回しすぎないことを意識できれば、脚に疲れは残らない。

凹凸や加速の踏みをホイールが上手にいなしてくれていると思う。(フレームとの相性によると思う。今のフレームはかなり柔らかいからその効果もあるね)

買った当初は足にダメージが残っていたが、「踏むより回す」をずっと意識するようにしていたら、快適性がぐっと上がった。よいよい(*´∀`*)

結果的に、欲しいスペックをぜんぶ満たしているのが、このDura-Ace‬ホイールだ✌︎(‘ω’✌︎ ) 乗っていて本当に楽しいし、これからも使い続ける予定。

突出した長所がないホイールだが、その反面、突出した短所もない。だが、それでいいのだ。

唯一のネガティブ要素は、平坦直線一発勝負には他のホイールに勝てないことぐらい。ディープリム、ワイドリムなどの硬いホイールほどの速度で走り続けることが難しい。レース向きでないことは確か。

しかし、ロングライドするぼくには些細なネガ要素だ。これで十分満足だ٩(ˊᗜˋ*)و

これからの活躍に期待できるホイール。

またいっぱい走ろう。

ほかのホイールについてもインプレ書いてまっせ。参考までにどうぞー!
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