ガバリ。朝5時に起きた。
乗鞍岳からの朝日を見に行くのだ(*゚∀゚*)
宿ではみんなが起き出して準備をしている。僕以外はみんな登山するみたいだ。
廊下でおばちゃんに「あんたそんなシュッとした格好で寒くないの?」と声をかけられる。きっと関西のおばちゃんだろう(笑)みなさんガチな装備をしているので、心配してくれたんだと思う。
僕はモンベルのメリノウールを二枚重ねしてるので多分大丈夫だ。
いざ出発!
なんじゃこりゃあ(((( ゚Д゚))))
どこの異世界だよ…。
真っ暗だ。路面なんてまともに見えない。しかも風がめちゃくちゃ強い。追い風が強すぎて、坂は漕がずに登れるぐらい。20m/sはあるぞ、これ(;゚Д゚i|!)
こんな悪天候じゃ朝日なんてほとんど見えないんじゃないのか。でももしかしたら雲の切れ間から朝日が覗くかもしれない、と期待を込めてポイントへ向かう。
朝日が見えない。
全然見えない。
雲はどんどん流れて行くのだが、朝日はちっとも見えない…。・゚・(´□︎`*)。・゚・朝日を見たいがために、山頂のお宿に泊まったのに…
がっかり。
違うポイントへ移動してみて粘って、天気が好転するのを待つ。が、やはり変わらず。まあ山頂から存分に雲を眺めることができたから良しとするか。
山際の雲も美しい。
山肌に沿って、雲が山頂まで登り、また山頂からくだっていく。それがまた速いのなんの。こんな景色もなかなか見れないのだ。
しかし、気温は低いはずなのに全く寒くない。ちゃんと防寒してきて正解だった。
フォロワーさんに「下りで自転車が震えてた。寒すぎて自分の手が震えて、自転車まで震えて怖かった」と教えてもらっていたので、万全の格好をしてきて良かった。そのフォロワーさんは次の日風邪を引いたそうな。乗鞍岳の寒さは格別だ。
宿へ戻り美味しい朝ごはんを頂く。もう雲は晴れそうにないので、すぐに山を降りることに。
すさまじいスピードが出る。こわいこわい。
標高1000mぐらいでは綺麗に紅葉していた。
この写真が気に入って、部屋に飾っている。乗鞍岳のゲートを出たら、一気にダウンヒル。緩やかな下り坂が30kmほど続くのだ。35km/hでひた走る。気持ちいい(/*´∀︎`)o
が、ここでグローブを落としたことに気づき、舞い戻る。
45分ぐらいロスしたけど、無事に見つかってやれやれε- (´ー`*)
ホラー人形。
目がイッチャッテルヨ…。
高山到着!ここからは観光じゃい!
高山は何回も来ているけど本当に好きなところだ。和の空気を残しながらもセンスのいいお店がいっぱいある。ただ歩くのも楽しかったりする。
ひとまずは、自転車をどこかに置きたい。
適当に見つけた駐輪場に入る。誰もいない。
中に張り紙があり、電話すればいいらしい。
僕「駐輪したいです」
駐輪場のおっちゃん「ええよ、どんくらい置くの?」
僕「3時間ぐらいです」
おっちゃん「わかったー」
僕「お金はどう払えば?」
おっちゃん「3時間ぐらいなら要らないわー」
僕「え…、ありがとうございます!!」
おっちゃん「はいはーい」
なんてことだ。優しいな、おっちゃん!
駐輪場のおっちゃん、ありがとう!
ご好意に甘えて置かせてもらう。
まずは腹ごしらえ。
高山ラーメン。
純和風の中華そば。素朴で家で作るラーメンのようで安心できる(*´∇`*) 美味しいのでみんなに食べて欲しい。
高山ラーメンでは豆天狗というお店がオススメ。おいしい。
宮川朝市。
来た時には昼過ぎだったのでどこも店じまいしていた。なんとなくの雰囲気分かったし良しとしよう。
お団子。
橋のたもとにあるお団子屋さん。高山来たらここのお団子を毎回食べるのだ。高山では醤油で焼いてあるので、しょっぱくて美味しい。
観光地として栄えている。
山から降りてくるとちょっと暑いかな。
「君の名は。」の三葉さん!
えるたそー!
高山が舞台になっているだけあって、「氷菓」のポスターがあちこちに。
イイ(‘∀︎’*)
氷菓の漫画に出た呉服屋さん。
ちょっとした聖地巡礼だ。 漫画も読んでみたいな(使命感)
さて、高山も満喫した。
乗鞍岳の2日目は残念だったけど、1日目は最高に楽しかったからいい旅だ。夕日や朝日、星空はまた来た時のお楽しみにしよう(*´꒳`*)
ばいばい、乗鞍岳と高山。
おわり。