【自転車旅×宿】快活CLUBのススメ【ネットカフェ】

ノウハウ

この記事では「ネットカフェに泊まって自転車旅をするの、案外いいよ!!」って話をしてみよう。


ぼくの自転車旅では、泊りがけになることが多い。旅館だったり、ゲストハウスだったりいろいろだ。
・過去記事:スタイル別の宿選び紹介!

いろんな宿泊施設がある中で、圧倒的に利用回数が多いのが…

快活CLUBだ!!

ただのネットカフェなんだけど、自転車旅との相性がすこぶる良い!月2回以上利用していて、すごく気に入っている。

「宿泊費を安くしたい」「宿の予約は面倒だな」と思っているぼくにはピッタリだ!

“泊りがけの自転車旅”のハードルを下げてくれるので、みんなにオススメしたい!!

さあ長所と短所をまとめてみたので、いってみよー!!

長所①アクセスの良さ

これが最大の強みだ。

全国各地に359店舗もあり、けっこうな田舎にもあるのがポイント高い。


予約なしOK、いつでもチェックインOK、チェックインが簡単で早いとメリットが多すぎる。アプリの会員証を提示するだけなので、宿帳にペンで記名する手間が発生しない。自転車で1日走り回って疲れているときには、なんともありがたいことだ。

さらに、365日営業というのも非常に助かる。年末年始にツーリングをしたときにも、営業してくれていて快活CLUB内で年越しができた。年末年始の特別価格なんてものがないのも、地味にありがたかったりする…!

長所②部屋の快適性

快活CLUBには完全個室がある!最高!!!

ネカフェ業界に革命が起きたぞぉおお!!!

数年前までは、壁だけで仕切られたブースが当たり前だった。そんな環境で睡眠をとって、風邪を引いたことが何度もある。(近くの人がずっと咳き込んでいて、うつされてたぽい)

完全に遮断された空間ってのは、精神的にもいい。気兼ねなく音楽をかけて、身体を思いっきり伸ばして、だらだら過ごせる。あまりにも快適すぎて実家以上の安心感を覚えるようになった。

フルフラットシートの部屋をいつも選んでいる。睡眠メインなので、身体を横にしたい。自転車は解体して、輪行袋に入れて部屋に持ち込む。数十店舗に泊まってきたけど、輪行袋を持ち込むことにNOと言われたことはなかった。外に置いておくと盗難されそうなので、持ち込めるのは本当にありがたい。

自転車と添い寝するスタイルで睡眠をとる。ギリギリだが寝返りをうてる広さなので、案外眠れる。

長所③設備

細かいところまで設備が整っている!

・PC付き
・シャワー完備
・タオル無料
・ドリンクバー無料
・ご飯がしっかりおいしい
・洗濯機と乾燥機を使える(計500円ぐらい)


そして、コンセント数が多い!(重要)

ほんと流石としか言えない。自転車旅には多くの電子機器が必要になってくるのだ。スマホ、モバイルバッテリー、サイコン、ライト、一眼レフ、eTap電池(電動変速)などなど。4口も充電口が揃っているのは、心強すぎる!

欲を言えば、部屋の奥だけでなく手前にも設置してほしい。そうすれば、寝転びながら充電中のスマホをいじれるのに!!快活CLUBさん、検討してくだされ~!

さらには、インドア趣味を楽しめるってのもネットカフェの利点だ。


備え付けPCでブログを書いたり、

漫画を読んだり、YouTubeを見たりしている。

完全にセカンドハウスとして過ごせる。雨が降った日や、気分が乗らない日は、自転車旅の途中でも1日中引きこもっていることもある。チェックアウトという概念がないので、無限に滞在できるの最高過ぎる。

長所④価格

素直に言うと…
宿としては格安!
ネットカフェとしてはチョイ高い!

ざっと料金表を見てみよう。完全個室は一番右の欄を見てね。

店舗によって多少値段は変わるけど、相場はこんなもん。

12時間以内の利用なら、2,500~3,000円と安い。ネットカフェならではのサービスが色々ついているので、他の旅館やホテルの勝ち目はないかもしれない。エンタメ性が高いのだ。

しかし「睡眠のみをとる」ことを考えれば、もっと安いネットカフェはたくさんある。快活CLUBに何を求めるかにもよるが、安さを求めるなら他がいいかもしれない。ただ価格とサービスのバランスが取れているのが、快活CLUBなんじゃないかなと思っている。

短所①空調

さぁ、長所だけじゃなくしっかり短所も紹介してみよう。

すばり空調問題だ!!

自分で温度調節ができないってのがツラい。

この吹き出し口のつまみを捻って、風量を調整するしかないのだ。

PCから店員さんに「暑いです」「寒いです」のチャットを送れば、温度調節をしてくれる。しかし、なかなか思うような温度になってくれない。寝るのには、暑すぎたり寒すぎたり。。。

なんとか温度を調整をできても…空気が乾燥している!

朝起きたときには、喉が痛くなっている。常時換気されているので、どうしても空気が乾きやすいらしい。

ぼくは対策として、タオルを3枚ほど濡らしてハンガーにかけてから寝るようにしている。これでいくぶんかマシになった。本来は寝る場所として設計されていないんだろうなと思う。自分でやれる対策をやるっきゃない。

短所②食事とドリンクバー

はじめに言っておこう。

快活CLUBのご飯はおいしい!!

とてもネットカフェのご飯とは思えないクオリティの高さ。


朝ご飯のトーストとポテトが無料っての、最高すぎませんかね?

味は全く問題ないのだが、1つ困り事が…食事や飲み物を個室に持ち込みできないのだ!

あああ!!もったいない!!せっかくのサービスが!!引きこもってドリンク飲みたいのに!!!

店員さんに理由を聞いてみると「個室の天井が低く、消防の法律関係(?)で禁止されているんですよ」ってことらしい。う~ん、残念だが仕方ない。店の努力でどうこうできる問題ではないようだ。

その代わり、コンビニとかで買ってきたご飯とかは持ち込める。あくまで店内提供品を持ち込めないようだ。快活CLUBは途中外出OKとしている店舗が多いので、ふらっと買い出しに行って、部屋で飲み食いするスタイルをぼくは取っている。

まとめ

いかがだったでしょうか!

自転車旅との相性の良さを感じてもらえたなら嬉しい。すごく簡単にアクセスできて、部屋は快適、価格も良心的、サービスが豊富と来ている。もはやスイートルームなのでは?

どんどん進化する快活CLUBは「あ、こんなサービス欲しかった!」と気づかせてくれる。朝食無料、シャワー完備、フルフラットシートなどなど。とくに「完全個室の導入」には度肝を抜かれた。ほんとうに嬉しすぎる。お客さん視点でサービスを打ち立てられる企業は強い!

ぼくが個人的に推している「快適CLUB」。そのアプリが便利すぎるので、とりあえずダウンロードしておいて損はないと思う。
Apple(iOS):App Store ダウンロード
アンドロイド:Google Play ダウンロード

アプリで調べると、最寄りの店舗、空き状況がすぐに分かる。調べものをめんどくさがるぼくでも簡単に情報をキャッチできる。

この宿泊スタイルを知っておくと、自転車旅のハードルがぐっと下げると思う。さらっと出かけて、ふらっと泊まって、ふらっと帰ってくる。いい旅の後押しをしてくれるだろう。

ラフに旅に行こう。

参考:快活CLUB公式サイト

過去記事紹介
・スタイル別の宿選び紹介!
・楽しかった宿のエピソードを紹介!

おわり。